ファスティング回復期のメニューや食べていいものとは?

断食を乗り越えたあとの回復食期!

「ヤッター!」とすでに達成したような気分で気が緩んでしまいがちですが、ここは、一番要と言って良いほど重要な期間に入ります。

回復食期間をおろそかにしてしまうと、せっかく断食で体重ダウンしてスッキリしたのが振り出しに戻るどころか、太りやすく逆効果になってしまいます。

今回はこの大事な回復食期間に、何に気をつけるべきなのか、何を食べて過ごせばよいのか簡単にご紹介したいと思います。

今回の内容はこちら

「ファスティング回復期のメニューや食べて良いものについて」

  • 回復食の最初にやってほしいスッキリ大根について
  • 善玉菌を増やす食事は何か?
  • 腸内環境を良くする油のとり方
  • 血糖値の安定を意識した食事の摂り方
  • 代用品を探して楽しく乗り切る

最後までご覧頂けるとファスティングを楽に、より効果的に発揮することができるようになります。ぜひ最後までご覧頂き参考にして頂けたらと思います。

回復食の最初のスッキリ大根について


断食直後の最初の食事は、お休みしていた腸を大掃除をする絶好のチャンスです。

スッキリ大根は、デトックス作用のある3つの食材を揃えたメニューとなり、一番最初の食事にオススメです。

用意する材料は、

・腸を刺激するクエン酸が含まれる無添加の梅干し

・消化を促し胃腸の働きを整える大根

・食物繊維が豊富で腸内の粘膜を保護してくれる昆布です

・お好みで生の味噌を用意しても良いです。

最初に昆布で大根を煮て梅干しや味噌を入れるというシンプルなレシピなのですが、

これらを組み合わせた食事は最強のデトックスが期待できます。

そして、その時のポイントもあります。

ゆっくりよく噛んで噛み締めながら、味覚、体が温まる感覚など、体で食を味わいながら行ってみてください。

その後一時間くらいでお腹がゴロゴロ腸が動き出してトイレに何度か駆け込む人もいるほどです。

体質によっては個人差があり、たくさんの排便にならないこともありますが、尿からも不要な老廃物は排出されていますので、その後の体の変化も感じてみてください。

もし水弁のようにたくさん排便があった場合は、低血糖になりやすくなるので、回復期でも断食で飲んでいた酵素ドリンクで引き続き補えると安心です。

 

善玉菌が増やす食事

デトックスしたあとの腸内細菌は善玉菌も悪玉菌も全て減少しリセットされた状態になります。

その時に何を食べていくかで、腸内の善玉菌が多くなるか悪玉菌が多くなるか分かれ道になります。

なので、悪玉菌を増やすお肉などの動物性タンパク質や脂の摂取を控え、反対に善玉菌が喜ぶ発酵食品や食物繊維、オリゴ糖を多く含む大豆、ごぼう、玉ねぎ、バナナなども良いです。

用意が大変な人は、ココでも断食で飲んでいた酵素ドリンクを引き続き足して飲めると腸内環境も維持しやすく安心です。

 

腸内環境を良くする油のとり方

腸内や細胞からリセットされた断食後には体内のオイル交換をする絶好のチャンスとなります。

三大栄養素の一つである脂質は、細胞膜、ホルモンを作ったり、体内エネルギーを作る上でとても大切になります。

ですが、摂るものによっては逆に体内に炎症を起こすことになってしまいます。

必要な油、必要でない油をよく理解した上でバランスよく摂るようにすることがポイントです。

私がおすすめしているのはオメガ3を多く含む亜麻仁油を摂ることです。

普段の食事だけでは不足しやすい為、サラダや納豆などにかけて生で摂るようにしています。

ただ、体に良い油だとしても、断食後の胃腸には負担がかかってしまう為、回復期が終わってから必要な油を摂るようにしましょう。

そして、多く摂り過ぎには注意して、古く酸化した油は摂らないように気をつけましょう。

 

血糖値の安定を意識した食事の摂り方


次に、血糖値の安定を意識した食事の摂り方です

断食後の体は、インスリンの感受性が高くなっています。

少しでも食べると一気に糖を吸収し、血糖値が急激に上昇してしまいます。

眠気、だるさが出たり、せっかくの断食が無駄になるどころか、太りやすい体質となり、逆効果になってしまう可能性があります。

又、すぐに空腹感も感じやすくなってしまい、より食欲が増して回復食期が辛くなってしまいます。

食してリバウンドしてしまうケースは、この回復期の食事のとり方が原因であることが多いです。

準備食同様に、よく噛む、食べる順番、食物繊維の多い低GI値食品などの食品選びにも気をつけて血糖値を安定させる食事を意識して行きましょう。

そしてリセットされ休めていた胃腸も赤ちゃんのように更に敏感になっていますので、消化に良いもので少量から食べて行くようにしましょう。

よく消化のイメージから、お粥を食べる方もいますが、お粥は元は白米であって飲み込みやすいです。

なので意外と血糖値もあがりやすいです。

初日に食べるとしたら発芽玄米がゆにしたり、玄米ごはんでもとにかくよく噛むようにすることが大事です。

 

代用品を探して楽しく乗り切る

最後に、楽しく乗り切るための代用品をご紹介します。

断食後はわりと少量でも満腹になりやすいので普段の一食分も食べきれない人もいるほどです。

ですが、人によっては血糖値に気をつけたうえでも、甘いものや空腹感を感じて辛く感じてしまう方もいるかもしれません。

コツは、食べれない事を考えて我慢するのではなく、

準備食同様、甘味の代わりに甘酒やデーツ、果物類、干しいも、黒糖ひとかけ、ナッツ類を少量など、胃や腸に負担の少ないもので栄養も補いながら代用できます。

他にコーヒーやアルコールに関しても、回復食終えるまでは控えていきますが、

コーヒー好きな私の場合、代わりに黒豆コーヒーを愛飲しています。

こちらは黒豆を焙煎してコーヒーと同じようにドリップして飲むものです。

数々のコーヒーに代わるような物を探してきましたが、これは一番コーヒーに近くて、コーヒー好きの方にお勧めしています。

そして尚且つ、ポリフェノールやビタミンE、鉄分なども含まれているのでファスティング期間をよりサポートしてくれるのも嬉しいところです。

他にもノンカフェインのお茶やハーブティもいろいろ種類を増やして用意しておくと飽きずに楽しめるかと思います。

 

以上、『ファスティング回復食期のメニューや食べて良いもの』についてお話させて頂きました。

回復食は最後の山場となり、とても重要になる期間ですので、ぜひ今一度見直して、ファスティングのチャレンジが、最大限に発揮出来ることを願っております。

 

動画

より詳しく「ファスティング回復期のメニューや食べていいもの」について学びたい方は、ぜひ動画でもご覧になってみてください♪
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